藻礁版

  • 藻礁版をトラックにて搬入

環境破壊が進む中、自然保護の観点から人工魚礁の設置や藻場の形成など各種の対策が推進されています。

藻礁版 意匠登録 第1487394号 1m×1m

藻礁版 意匠登録 第1487394号 1m×1m

しかしながら人工漁礁を含むコンクリート製の海洋構造物はその表面が緻密で滑らかであるため海草が付着し難く、その周辺の魚介類の生息環境が効果的に保全されていない現状があります。

「藻礁版」は表面を海藻の種子が付着しやすいように加工されており、海水中に設置すれば海藻が繁茂する藻場の形成が容易となります。

魚介類の中には海草を主食とするものも少なからず生息しており、また海草が繁茂すれば海水の浄化にも繋がるので植物性プランクトンや動物性のプランクトンの増殖にも繋がることが考えられます。本藻礁版を設置すれば、魚介類の生息環境が改善され、ひいては魚介類の自然増殖が可能と考えています。

 弊社の人工魚礁「フィッシャーあじろ」にも設置しております。

天草市御所浦町、藻場増殖試験施工

県水産センターの刈取り指導によるヒジキ収穫調査

天草市前島裏に藻礁版 基設置して、熊本県水産センター指導の下、ヒジキ収穫量調査を行いました。1㎡の収穫量がミカンコンテナ山盛り1杯(20kg以上)全収穫量が18杯で約360kg収穫しました。ヒジキの質も良く(色・大きさ)共に高品質でした。